観光地ランキング~2024~

北海道は、壮大な自然、美しい街並み、多様な動植物たちなど、多彩な魅力を持つ観光地が満載です。四季折々の風景や地域特有の文化を楽しむことができ、訪れる人々を惹きつけてやみません。

しかし、数多くの観光スポットがあるため、どこを訪れるか迷ってしまうことも多いことかと思います。そこで今回は、北海道の観光地をエリアごとにランキング形式でご紹介します。ぜひ観光地を選ぶ際の参考にしてください。

1位 旭山動物園

北海道旭川市にある旭山動物園は、日本最北の動物園として知られる観光スポットです。

ペンギンの水中遊泳や、ホッキョクグマの迫力を間近で感じられる「行動展示」が特徴です。北国ならではの美しい自然とともに動物たちの生き生きとした姿を楽しめます。

特にペンギンのおさんぽタイムは必見です。冬場のペンギンたちの運動不足解消を目的としたこのイベントは、今や多くの来場者を虜にする人気イベントです。

2位 青い池

北海道美瑛町にある美しい青い池は、美瑛川の澄んだ水に、白ひげの滝などから流れ出るアルミニウムを多く含んだ地下水が混ざることで、青色になると言われています。

水中に漂ったこれらの成分は太陽の光を散乱させる効果を持ち、これにより池の水面に反射した太陽光が分散され、短い波長の光となって私たちの目に届くので、鮮やかな青色に見えるのです。

青い池は、1988年に噴火した十勝岳の火山泥流災害を防ぐため、美瑛川に作られたえん堤のひとつに偶然水が溜まってできた、いわば人工の池です。

1位 阿寒湖

阿寒湖は、火山活動によってできたカルデラ湖で、周囲は約26kmで、淡水湖としては北海道で5番目に大きい湖です。

阿寒湖は、最大水深45m、特別天然記念物に指定されているマリモの生息地でもあります。

マリモ以外にも、観光船や湖岸の散策、泥火山のボッケ、アイヌコタンなど観光スポットがたくさんあります。

2位 釧路湿原国立公園

釧路の市街地から車で約40分ほどの場所にあるのが、広大な自然が広がる釧路湿原です。総面積は28,788haあり、日本最大の湿原として有名です。約3,000年前にできたこの湿原は戦前から自然保護区域として守られ、手付かずの自然がそのまま残っています。

国の特別天然記念物のタンチョウをはじめとする絶滅危機に近い動植物が多数生育していることから、湿原の一部は日本初のラムサール条約に登録されている貴重な土地です。

1位 北海道庁旧本庁舎

明治21年に建設された赤れんが庁舎は、アメリカ風ネオ・バロック様式で、屋上の八角塔や外壁の「五稜星」が特徴です。レンガは札幌周辺で製造され、約250万個が使用されています。

この庁舎は1968年まで道庁本庁舎として機能し、1969年に重要文化財に指定されました。庭園は四季折々の花や紅葉が楽しめ、道民に親しまれています。

館内には明治時代の窓ガラスやジオラマ、松浦武四郎の地図のレプリカが展示され、北海道の歴史を学ぶことができます。

2位 大通公園

大通公園は札幌市中心部に位置し、大通西1丁目から12丁目まで約1.5km、面積約7.8haの公園です。

美しい花壇や芝生、約90種4,700本の樹木があり、初夏のライラックまつり、YOSAKOIソーラン祭り、雪まつり、ホワイトイルミネーションなど、四季折々のイベントが開催され、多くの観光客や市民に親しまれています。

近代公園の先駆者、長岡安平の設計によって整備され、2011年に100周年を迎えました。

1位 函館山

函館山は、函館の南西部に位置する標高334mの山で、牛が寝そべるような外観から「臥牛山」とも呼ばれています。

山頂までロープウェイで3分という近さも特徴で、その絶妙な高さ・距離感が市街地や港を一望できる絶景をつくりあげています。また、山麓には1時間前後のハイキングコースも整備されており、四季折々の風景を楽しみながら歩くことができます。

2位 五稜郭

五稜郭は、北海道函館市に位置する星形の西洋式城郭で、1864年に完成しました。明治維新期の防衛拠点として設計され、今もその独特な形状が広く知られています。

五稜郭公園内には、桜や紅葉が美しい散策路が整備され、春や秋には多くの観光客が訪れます。公園内には五稜郭タワーもあり、展望台からは美しい星形の全景を楽しむことができます。また、函館戦争の歴史を伝える資料館も併設されており、訪れる人々に深い歴史を学ぶ機会を提供しています。